古代メキシコ展で中南米熱ふたたび

日常

2023年6月16日から9月3日まで東京国立博物館で開催されている古代メキシコ展に行ってきました。

古代メキシコ展の開催概要

展覧会名:特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」

開催期間:2023年6月16日(金)~9月3日(日)

会場:東京国立博物館 平成館

時間:午前9時30分~午後5時 

  • ※土曜日は午後7時まで 
  • ※6月30日(金)~7月2日(日)、7月7日(金)~9日(日)はメキシコウィークのため午後8時まで。
  • ※総合文化展は午後5時閉館
  • ※いずれも入館は閉館の30分前まで

休館日:月曜日、7月18日(火) ※ただし、7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開館

公式HPより

開催されてすぐの週末でしたので混み合うかなと思いきや、行った時間帯(13時~15時頃)はそうでもなかったです。ただ、チケット売り場は大変混雑していましたので、できる限りオンラインで先にチケットを買っておくのが良いかと思います。

メキシコウィークというキッチンカーが集うイベントも開催され、その期間は夜遅くまで開館しているようです。私もその日程を狙うつもりだったのですが、都合により前倒しで行ってきました。

ティオティワカン、マヤ、アステカそれぞれの文化

マヤ、アステカくらいしか聞いたことがなかったのですが、スペイン語教室のクラスメイトや先生(みんなスペインではなく中南米好き)に、ティオティワカンのことを少し教えてもらい、気持ちは予習して臨みました。

館内はすべて撮影可能です。気に入ったものをパシャパシャ撮影できます。

左から、死のディスク石彫、鳥型土器、トゥーラのアトランティス像。

特に3つ目がお気に入り。グッズもこのポーズを使ったTシャツや豆皿などがあり、可愛くデフォルメされていました。

トゥーラ遺跡というものがあってティオティワカン、マヤ、アステカとはまた異なり、トルテカ文明というものとのこと。それにしてもポーズがかわいい。

アジア初公開というのが、この「赤の女王(レイナ・ロハ)」。パレンケ遺跡の敷地内にあるピラミッドから、石棺と女性の遺骨が発見されました。遺骨の他にはマスクや装飾品も残っており、復元されたものが今回展示されています。赤い辰砂に覆われて見つかったことから赤の女王、赤の神殿と呼ばれているそうな。

見た時に思ったのが、マスクや装飾品よりなによりも辰砂って何…。何で骨まで赤い色になっているの…。とそっちのほうばかり気になってしまいましたので、調べてみました。

◇辰砂(しんしゃ)とは◇
・硫化鉱物で、硫化水銀の結晶のこと(組成はHgS)
・昔から採掘されており、水銀の材料や赤色顔料として用いられる
・墓に使われているケースがある(神聖な色、生命の色として)
 ➡日本でも旧石器時代や縄文時代から使用されている
・危険性に関しては、加熱して気発すると水銀の毒性が現れる

日本でもお墓に使われていたというケースがあって驚きです。状態の変わりにくい鉱物ですので、白骨化した後も骨を赤く染め上げていったのでしょう。

会場には実際の写真や動画もありますが、とても鮮やかな赤だったのです!

帰りには買うつもりがなかったのにグッズコーナーに立ち寄ってしまい、その結果豆皿を購入してしまいました。でもかわいいから満足!!

メキシコに行くには

現地にも行ってみたいなと思うと、どれだけかかるのかまずマイル計算から入ってしまいます。もう癖になっているのでやめられません。

1月頃だと空席もポロポロあり往復40,000マイルで行くことが可能です。

燃油サーチャージ代が5万円と少し痛くはあるものの、普通に直行便を買おうとすると往復30万円以上しますので、5万円は許容できる範囲ではないでしょうか。

メキシコ行くならカンクンにも立ち寄ってリゾート満喫してきたいのですが、、中々そこまでの時間が最近は作れないので、飛行機やホテルを調べてエア旅行で我慢します。

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