国際線PP2倍キャンペーンが7月から開始!どの路線がPP単価が良いのか比較してみた

マイル

PP2倍キャンペーンの概要

まず、PP2倍キャンペーンとは、翌年度のプレミアムステイタス獲得に向けたプレミアムポイント(通称PP)を通常の2倍積算されるキャンペーンのことです。

ANAのプレミアムステイタスであるプラチナ会員、ダイヤモンド会員 (ブロンズ会員はメリットが少ないので除外)になるには、このPPを一定数獲得する必要がありますが、2倍積算されることで、より安く・早く・お得にプレミアムステイタスの獲得が可能になります。

対象期間:2023年7月1日(土)~2023年12月31日(日)

対象路線:ANAおよびANAグループ運航の国際線全路線

 ※提携航空会社が運航するコードシェア便は、ANA(NH)便名で予約・搭乗した場合であっても対象外

対象運賃:マイル積算可能な国際線全運賃

積算時期:通常積算分とは別にご搭乗月の翌月末日までに積算

対象期間は下半期いっぱいということで、コロナ明けで国際線の予約率を増やしていくに合わせてこのキャンペーンを導入したのだと思います。

国内線の乗客数はだいぶ戻りつつありますので、2020年・2021年・2022年で開催されていた国内線のPP2倍のキャンペーンはもう今年は見込めないかなと予測しています。

プレミアムポイントとプレミアムステイタス獲得のメリット

プレミアムステイタスを獲得することで、その航空会社や加盟アライアンスの航空会社の飛行機に乗るときに、特典を享受することができます。

具体的には、優先チェックイン航空会社のラウンジ利用手荷物優先優先搭乗などです。

特にANAの場合、ダイヤモンド会員においては年間PPが100,000ポイントないとステイタスを維持できないため、頻繁に飛行機に乗る方ではないと中々取れないステイタスです。しかし、2倍キャンペーンがあると頑張れば到達する可能性も見えてきます。

また、一度プラチナ会員以上になってしまえば、半永久的にプラチナ会員並の特典を受けることのできるSFCカード(クレジットカード)を入手する権利が与えられます。そこでカードを入手し、スターアライアンスゴールド会員になってしまえばANAが提携をやめない限り、毎年飛行機に乗って何万PPというポイント数を稼がなくても、特典を受け続けることが可能です。

スターアライアンスゴールド会員のメリットについては以下の記事に記載しています。

修行路線はどこ?

SFC修行定番のシンガポール、クアラルンプールに加えて、シドニーの往復で比較してみました。日程はひとまず9月のシルバーウィークもどきで組み、時間帯は考慮せずにその日一番安い便を選択しています。

また、今回の比較では沖縄発は考慮しておらずすべて羽田発となっています。(私が近いから)

<エコノミークラス>

行先費用搭乗クラス獲得PPPP単価
シンガポール\114,100S(50%)9,93611.5
クアラルンプール\139,170S(50%)10,03513.9
シドニー\193,470S(50%)14,58913.3

エコノミークラスは最安エコノミークラスで比較してみました。といっても日程をずらせばさらに安い航空券はもっとありそうです。単価が10切るものはありませんが、結果として、安く纏まったPPを獲得することが可能です。

シドニーに関しては沖縄発着にしてOKAタッチ(羽田ー那覇)を往復つけるとPP単価10を切るのではないかなと思います。

<プレミアムエコノミークラス>

行先費用搭乗クラス獲得PPPP単価
シンガポール\315,400E(100%)21,47214.7
クアラルンプール\286,660E(100%)21,67013.2
シドニー\363,680E(100%)30,77811.8

プレエコ席だとPP単価は高くなるものの、エコノミーの倍近くのPPを一気に獲得することが可能です。また、ラウンジも使用できますので、快適な空の旅かつ修行をすることができます。

まとめ

今回エコノミーはシンガポールが一番割良くPPを稼げる結果になりました。プレエコになるとシンガポールは引き続き割高路線ですね。昔のSINタッチ時代には戻らなさそうです。今の流行りはシドニータッチなのでしょう。

那覇便を繋げる他、海外発券をすることで上記検証よりもさらにPP単価をよくすることが可能となりますね。

修行のための航空券の購入にはクレジットカードと言う手もありますが、マイルをたくさん貯めてSKYコインと交換し、SKYコインで航空券購入することで現金を使わずに修行することも可能です。

マイルの貯め方についてはこちらの記事でご紹介しています。

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