本日の発券分から往復購入時に5%割引となります。2018年の新運賃設定に伴い、往復割引は廃止されていましたが、今回スーパーバリュー75等安い運賃も往復割引の対象となっていますので、活用の幅は広がるのではないでしょうか。
対象運賃
対象運賃は以下の通りです。
ANA VALUE 1/ANA VALUE 3/ANA VALUE 7
ANA VALUE PREMIUM 3
ANA SUPER VALUE 21/ANA SUPER VALUE 28/ANA SUPER VALUE 45/ANA SUPER VALUE 55/ANA SUPER VALUE 75
ANA SUPER VALUE PREMIUM 28
ANA VALUE TRANSIT/ANA VALUE TRANSIT 1/ANA VALUE TRANSIT 3/ANA VALUE TRANSIT 7
ANA SUPER VALUE TRANSIT 21/ANA SUPER VALUE TRANSIT 28/ANA SUPER VALUE TRANSIT 45/ANA SUPER VALUE TRANSIT 55/ANA SUPER VALUE TRANSIT 75
株主優待やビジネスきっぷ、SUPER VALUE SALE運賃は適用対象外となるようです。往路が平日でSV75で取れて、復路が日曜でSV28しか取れず違う運賃だったとしても、往復どちらも5%引きとなります。これはかなり利用者にとっては5%でも割引されるのは有難いですね。
対象期間
ひとまずはJALの往復割引に合わせて2023年度中のキャンペーンのようです。JALに対抗しコロナ禍明けで利用者数を増やすための一時的な措置なのか、2024年度も継続するかはわかりません。ただ、公式では「別途ご案内予定です」とのことですので、もしかしたら継続の可能性のほうが高いのかもしれません。
ステイタス修行の単価を考える
6月に入り、ステイタス修行完了している方もいるかとは思いますが、PP2倍キャンペーン等を今年も待ち構えている方もいるかもしれません。ANAは2022年12月に70周年を迎えましたが、そのキャンペーンを色々打ち出していますので、もしかしたらそのような可能性もあり得なくはないですが、飛行機の利用者が戻りだしている今、可能性としては低いかなと思っています。
私自身は昨年のキャンペーンに乗じてダイヤ獲得ができたものの、今年はプラチナまでのステイタス修行になりそうです。残り半分程はまだ予定すら組んでいないので、9月以降の運賃で見てみました。
ルート | 運賃種別 | 往復運賃 | 割引運賃 | PP | PP単価 |
HND-OKA | SV75 | \30,800 | \29,260 | 2952 | 9.9 |
HND-OKA-MMY | SVT75 | \35,580 | \33,880 | 4283 | 7.9 |
HND-CTS-WKJ | SVT75 | \40,620 | \38,589 | 2843 | 13.6 |
HND-OKA | SVP28 | \71,420 | \67,849 | 5720 | 11.9 |
管理人は道北出身のため、年に数回帰ることから帰省ルートを修行ルートにすべく稚内を組み込んでいます。(冬の稚内は就航率は低くお勧めしませんが…)
SVは春運賃よりも値上がってしまっているので、往復割引でようやく黄金ルートが単価10を切ることができました。宮古島乗り継ぎルートであれば、単価7.9と非常に破格です。夜遅い羽田帰着になっても良ければ、羽田ー那覇ー宮古ルートは午後から1往復することも可能です。
国際線のPP単価が非常に悪くなってしまい、主要ルートは国内となってしまう中、この往復割引を活用することでさらに効率良くPP獲得が可能になるのではないでしょうか。
ただし、スーパーバリュートランジットにおいては、往復ともにトランジット運賃でないと購入ができませんので、復路はトランジット料金では高いので直通運賃(SV)…と思うと、往復割引が適用されません。その点のみ注意が必要です。
コメント