直行便が設定されていない区間をお得に乗り継ぎできる、乗り継ぎ割引運賃「ANA VALUE TRANSIT」が、2023年3月よりリニューアルされています。
今回、北海道に帰省する際にANA SUPER VALUE TRANSIT運賃で初搭乗しましたので記します。DIA防衛(予定)と組み合わせて快適フライトかつ美味しいPPを獲得となりました。
ANA SUPER VALUE TRANSITとは
2023年3月よりリニューアル国内線の乗り継ぎ割引運賃「ANA VALUE TRANSIT(ANA バリュートランジット)」ににおける、早期予約運賃のことを指します。
同日中に乗り継ぐANAが指定する便の組み合わせ(2区間)を、一括で予約する場合に利用が可能となる運賃です。時期によって指定の区間と運賃が変動しますので、詳しくは以下のURLをご参照ください。
2023年3月26日~2023年10月28日ご搭乗分の国内線各種運賃を設定|プレスリリース|ANAグループ企業情報 (anahd.co.jp)
実際の運賃設定は9段階あり、特にANA SUPER VALUE TRANSIT75(以下SVT75)は取り消し・払い戻し手数料が時期によって変動する縛りはあるものの、格安で2区間を予約することが可能となります。
運賃一覧 |
ANA VALUE TRANSIT |
ANA VALUE TRANSIT 1 |
ANA VALUE TRANSIT 3 |
ANA VALUE TRANSIT 7 |
ANA SUPER VALUE TRANSIT 21 |
ANA SUPER VALUE TRANSIT 28 |
ANA SUPER VALUE TRANSIT 45 |
ANA SUPER VALUE TRANSIT 55 |
ANA SUPER VALUE TRANSIT 75 |
獲得できるPP
ANA VALUE TRANSITおよびANA SUPER VALUE TRANSITで獲得できるPPは、運賃積算率は75%でSUPER VALUEと同様ですが、搭乗ポイントは1区間につき200ポイント獲得できます。
よって2区間で400搭乗ポイントとなり、普通にSUPER VALUEを2区間分購入するよりもオトクになります。
南から北までSVTで縦断
今回は那覇ー羽田ー稚内をSVT75で予約し、2日前に2区間ともアップグレードを行いました。
アップグレードなしでもPP単価は良いのですが、今年度は解脱できるかわからないDIA修行ですのでひとまず空きがあればアップグレードをします。
内容 | 費用 | 獲得PP |
那覇→羽田SVT | ¥33,480 | 2894 |
那覇→羽田アップグレード | ¥14,000 | 984 |
羽田→稚内アップグレード | ¥7,000 | 679 |
獲得PPは4557PPとなり、12.0円/PPです。もしアップグレードを2区間ともしない場合は2894PPで11.6円/PPです。単純にHND-OKA往復であればもう少しPP単価を下げることは可能ですが、帰省やプレミアムクラスということを加味すると許容範囲内です。
(HND-OKAのプレミアムクラス運賃は値上がって大体12~13円/PPですし…)
プレミアムクラスの朝食。サンドイッチはややぱさぱさ。
羽田ではサテライトからの出発でした。サテライトの閑散としている感じがまた良い。
乗っていた便の後ろはアリタリア航空の後継、ITAエアウェイズでした。ヨーロッパ行きたい…。円安で中々足が遠のきます…。
お昼はお弁当スタイル。そら豆のサラダが美味しい。
今回は大体雲の中でしたが、久しぶりの利尻富士を拝んで(?)ランディング。
12月に帰省した時には悪天候でゴーアラウンドとなり、結果として新千歳空港にダイバートとなりましたので、今回は無事に着陸できてよかったです。吹雪の中のゴーアラウンドは景色も全く見えず(ただただ白い)、中々スリルがありました。。
基本的に冬の稚内空港は就航率が低いので、よく欠航やダイバートになります。それでも地元に近いので楽なほうを求めて取ってしまいます…。
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